裏Music 10

あの人もこの人も そぞろ歩く宵の街
どこへ行くふたりづれ 御堂筋は恋の道
映画を見ましょかそれともこのまま道頓堀まで歩きましょうか
七色のネオンさえ甘い夢を歌ってる
宵闇の大阪は ふたりづれ恋の街


きのうよりまた今日は 別れつらくなりそうよ
戎橋 法善寺 どこも好きよふたりなら
うれしいはずでもあなたといる時なぜだかこの胸痛んでくるの
店明かりなつかしく甘い夜を呼んでいる
宵闇の大阪は ふたりづれ恋の街


おぼえておきます小さなことまであなたと過ごした大事な夜は
七色のネオンさえ甘い夢を歌ってる
宵闇の大阪は ふたりづれ恋の街
ラプソディーは狂詩曲ですが、「狂」がついているからといって、別に狂った曲というわけではないス。19世紀にヨーロッパを中心に流行った自由で幻想的な楽曲のことで、民族的なものが多いという特徴がある。たとえば、ガーシュインの「ラプソディ イン ブルー」などの名曲も狂詩曲といわないけれど、狂詩曲というわけだ。この曲の題名になったのは自由・奔放=大阪といいいたいのでしょう。たしかにそういうとこあるとおもうです大阪モノには。次の「悲しい色やね」もそうやし大阪と付く歌はけっこうありますねえ。これをヒットさせた海原千里・万里ですがいまは片割れの上沼恵美子が異常に露出しておりまする。関西における上沼さんは「女帝」であります。ついでにお姉さんのほうは上沼さんのネタになるほどのベタな主婦をしとります。