裏Music 4


悲しいこともないのになぜか涙がにじむ 
ウナ・セラ・ディ東京・・・
いけない人じゃないのにどうして 別れたのかしら
ウナ・セラ・ディ東京・・・


* あの人はもう私のことを忘れたかしら
   とてもさびしい

   街はいつでもうしろ姿のしあわせばかり
   ウナ・セラ・ディ東京・・・


* 繰り返し
ふたたびザ・ピーナッツです。この当時なんか「バタくさい」曲はピーナッツのオハコでしたよね。ところがこの歌とか「大阪の女」とかは歌謡曲っつうのにぴったしハマるのですねえ。よくよく考えてみるとザ・ピーナッツってほんとにすごい歌唱力があったのですねえ。いまさら感心するです。ムード歌謡とかの先駆者たる曲ですワこれなんかはね。ド演歌歌わせてもうまいしジャズっぽいのもうまい、今ではなかなかこんな人いませんがな。歌謡曲というジャンルがいつのまにか消えていってしまったのはとても残念なことであります。もちろんその背景には時代の必然があったのでしょうが、お金をいただいて歌う人は最低限の「うまさ」をもっていてほしいとおもうのであります。本当のエンターテイメントが日本に育たないのは「うまい」芸能人が食えないのが原因なのですから。